slj タイラバ 兼用 リールおすすめ5選

スーパーライトジギング(SLJ)も面白そうだけど、タイラバもやってみたいな…

でも、それぞれの専用リールを揃えるのは大変だし、一本のリールで両方楽しめたらいいのに!

そんな風に考えている初心者アングラーさんもいるのではないでしょうか。

実は、SLJとタイラバは、狙う魚種や水深に共通点があり、一部のリールを兼用して楽しむことが可能です。

この記事では、SLJとタイラバそれぞれの釣りに求められるリール性能から、兼用リールに求められる要素、そしてスピニングとベイトそれぞれの兼用リールを選ぶ際のポイント、さらにおすすめのモデルまで、初心者さんにも分かりやすく解説します。

兼用リールを賢く選んで、SLJとタイラバ、二つの釣りをお得に楽しんでみましょう!

SLJ(スーパーライトジギング)とタイラバそれぞれの釣りの特徴

  • SLJ:メタルジグで多様な魚種を狙う、アクション操作が重要
  • タイラバ:タイラバヘッド+スカート/ネクタイで主にマダイを狙う、等速巻きが基本
  • どちらもライトタックル、オフショア、海水での釣り

SLJ(スーパーライトジギング)は、主に20g〜80g程度のメタルジグを操作して、マダイや根魚、イサキ、小型青物など、様々な魚種を狙うオフショアゲームです。

ジグをシャクったり、フォールさせたりといった、アングラーによるアクション操作が釣果に大きく関わってきます。

一方、タイラバは、タイラバヘッドにラバースカートやネクタイといったパーツが付いた専用ルアーを使用し、主にマダイを狙うオフショアゲームです。

基本的な釣り方は、海底までタイラバを落とし、一定のスピードでリールを巻き上げる「等速巻き」が中心となります。

魚に違和感なく食わせることが重要です。

共通点としては、どちらも比較的ライトなタックルを使用し、オフショアの海水域で行われる釣りであるという点が挙げられます。

アングラーズアドバイス

SLJは、自分でジグを動かして魚を誘う「攻め」の釣り、タイラバは、自然な動きで魚に「食わせる」釣り、ってイメージかな。

どちらもライトタックルで楽しめるのが良いところ!

狙える魚種も重なる部分が多いから、「一本のリールで両方できたら便利だな〜」って思う気持ち、すごく分かるよ!

SLJに求められるリール性能

  • ジグ操作のための巻き感度と軽快さ
  • 魚の引きをいなすドラグ性能
  • 不意の大物に対応できる剛性
  • 適切な糸巻き量(PEライン)

SLJで快適に釣りをするためには、リールにいくつかの性能が求められます。

軽いジグを操作し、水中の情報(潮、ボトム、魚のアタリ)を感知するための「巻き感度」と、手返し良くジグを操作するための「軽快さ」が重要です。

また、SLJではマダイや小型青物といった、ライトタックルとしては比較的大きな魚がヒットすることもあるため、魚の引きにスムーズに追従し、ラインブレイクを防ぐ「ドラグ性能」と、魚とのファイト時にリールが歪みにくい「剛性」も必要です。

さらに、狙う水深や潮流、不意の大物によるライン放出に対応できる「適切な糸巻き量(PEライン)」も欠かせません。

タイラバに求められるリール性能

  • 一定速度での巻き上げがしやすい滑らかさ
  • 魚に違和感を与えないスムーズなドラグの滑り出し
  • 正確なタナ(水深)把握(ベイトの場合)
  • 魚とのファイトをサポートする剛性

タイラバに求められるリール性能は、SLJとは少し異なります。

タイラバの基本的な釣り方である「等速巻き」をスムーズに行うために、リールの「巻き心地の滑らかさ」が非常に重要です。

巻き抵抗が少なく、一定の速度で巻き続けられるリールが適しています。

魚がタイラバを吸い込んだ際に、魚に違和感を与えずに深く食い込ませるために、ドラグの「初期の滑り出しのスムーズさ」も非常に大切です。

また、魚が掛かった際にしっかりと巻き上げられる「剛性」も必要となります。

ベイトリールを使用する場合、正確なタナ(水深)を把握するために「ICカウンター」が付いていると非常に便利です。

SLJ・タイラバ兼用リールに求められる要素

SLJとタイラバ、それぞれの釣りに求められる性能を踏まえ、両方の釣りで活躍できる兼用リールに求められる要素を見ていきましょう。

どちらの釣りにも共通して重要な性能や、両方の釣りで活かせる特性を持つリールが兼用に向いています。

ドラグ性能

  • 魚の引きにスムーズに追従する滑り出し
  • 安定したドラグテンション
  • 幅広い魚種に対応できる調整幅

SLJでもタイラバでも、魚がヒットした際にラインブレイクを防ぎ、魚とのやり取りをスムーズに行うために、ドラグ性能は非常に重要です。

魚がラインを引き出した際に、カクつくことなく一定の抵抗でスムーズにラインが出る「滑り出しのスムーズさ」と、一度設定したドラグ値が大きく変動しない「安定性」が求められます。

特にタイラバでは、魚がタイラバを吸い込んだ際の微細なアタリに対して、ドラグがスムーズに追従することで魚に違和感を与えず、深く食い込ませることに繋がります。

また、SLJでもタイラバでも、様々な魚種がターゲットとなるため、狙う魚のサイズや引きの強さに合わせて、ドラグ値を細かく調整できる「調整幅」があることも重要です。

ある程度のグレードのリールであれば、このドラグ性能は安定しています。

アングラーズアドバイス

ドラグ性能は、SLJとタイラバ、どっちの釣りでも本当に大事!

魚が掛かった時に「ジィィィ!」ってスムーズにラインが出てくれると、すごく安心感があるんだ。

特にタイラバでは、ドラグの滑り出しが悪いと、せっかく食ってきた魚を弾いちゃうこともあるから気をつけてね。

兼用リールを選ぶなら、ドラグのスムーズさは必ずチェックしてほしいポイントだよ!

巻き感度と滑らかさ

  • 巻き心地が滑らかで、一定速度で巻きやすい
  • 水中の情報(潮、ボトム、バイト)を感知しやすい
  • 高品質なギアとベアリング

タイラバの等速巻きを快適に行うためには、リールの「巻き心地の滑らかさ」が非常に重要です。

巻き抵抗が少なく、ハンドルを回したときにゴリ感や引っかかりがないリールであれば、ストレスなく一定の速度で巻き続けることができます。

また、SLJでは水中の情報や魚からの小さなアタリを感知するために「巻き感度」も求められます。

巻き心地が滑らかであることは、水中のわずかな変化が振動として手元に伝わりやすくなることにも繋がります。

高品質なギアとベアリングを搭載しているリールほど、滑らかな巻き心地と高い巻き感度を実現しています。

兼用リールを選ぶ際は、タイラバの等速巻きに必要な「滑らかさ」と、SLJの感度に必要な「巻き感度」の両方をバランス良く備えているリールが理想です。

アングラーズアドバイス

リールを巻いてみた時の「ヌルヌル」とか「サラサラ」っていう巻き心地は、タイラバやる上ですごく大事なんだ!

ストレスなく等速で巻けるから、釣りに集中できるよ。

SLJでも、この巻き感度でアタリが取れたりするから、兼用リールなら巻き心地は譲れないポイントだね!

剛性と耐久性

  • 魚とのファイト時にリールが歪みにくい頑丈さ
  • 過酷な海水環境に耐える防錆・防水性能
  • 長期間にわたって性能を維持

SLJでもタイラバでも、不意に青物や大型のマダイといった、ライトタックルとしては比較的大きな魚がヒットすることがあります。

魚とのファイト時にリールに大きな負荷がかかっても、ボディや内部構造が歪まず、安定した巻き上げ力やドラグ性能を維持できる「剛性」が必要です。

また、海水域での使用となるため、潮風や波しぶきにさらされても性能が劣化しにくい「耐久性」や、内部に水や塩分が侵入するのを防ぐ「防水性能」も欠かせません。

SW(ソルトウォーター)対応を謳っているリールであれば、これらの剛性、耐久性、防水性を備えており、安心して使用することができます。

ある程度のグレードのリールであれば、これらの性能はバランス良く備わっています。

アングラーズアドバイス

魚が掛かって「うりゃー!」って巻く時に、リールがグラついたりしない、しっかりした造りかどうかが大事だよ!

特にSLJでもタイラバでも、良いサイズの魚が掛かることがあるからね。

「SW対応」っていうのは、海水で使うリールとしては絶対条件!

長く使えるリールを選ぶためにも、剛性と耐久性はチェックしておこう!

糸巻き量

  • 使用するPEラインの号数と、必要な巻き量
  • 狙う水深や潮流に応じたラインキャパシティ
  • PEライン 0.6号〜1.5号程度が150m以上巻けるか

SLJでもタイラバでも、メインラインにPEラインを使用します。

兼用リールを選ぶ際には、使用するPEラインの号数(主に0.6号〜1.5号程度)が、狙う水深や潮流、そして不意の大物によるライン放出にも対応できる「十分な量」巻ける糸巻き量があるかを確認しましょう。

目安としては、PEラインの0.8号や1号が150m〜200m程度巻けるリールであれば、多くのSLJやタイラバのシチュエーションに対応可能です。

例えば、水深80mの場所を攻める場合、最低でも80m以上のラインが必要ですし、潮に流されたり、魚にラインを出されたりすることも考慮すると、150m以上の巻き量は欲しいところです。

リールのカタログスペックや、スプールに記載されている適合ラインの表示を必ず確認してください。

アングラーズアドバイス

リールに巻けるラインの量は、SLJでもタイラバでも、どちらの釣りでも大事なんだ!

もし行く予定の釣り場の水深が深いなら、ラインがたくさん巻けるリールを選んでおくと安心だよ。

PEラインの太さによって巻ける量が違うから、自分が使いたいPEラインの号数を決めてから、リールの糸巻き量を確認してね!

ギア比

  • 巻き取りスピードに関わる
  • 等速巻き重視ならノーマルギア
  • 手返しや素早い操作ならハイギア
  • どちらの釣りをメインにするかで選択

リールのギア比は、ハンドル一回転あたりのライン巻き取り量に影響します。

タイラバの基本的な等速巻きを重視するなら、巻き抵抗が少なく、一定速度で巻きやすい「ノーマルギア」が適しています。

一方、SLJでジグの回収や素早いアクション、手返しを重視するなら、巻き取りスピードが速い「ハイギア」が有利です。

SLJとタイラバを兼用する場合、どちらの釣りをメインにしたいか、あるいはどちらの釣りのスタイルを重視するかによって、最適なギア比が変わってきます。

まずは汎用性の高いハイギアを選んでおけば、両方の釣りにある程度対応しやすいかもしれません。

ベイトリールの場合、ICカウンター付きモデルであれば、巻き上げスピードが表示されるため、ギア比に関わらず一定の速度で巻きやすいというメリットもあります。

アングラーズアドバイス

ギア比は、自分がどんなスピードで釣りをしたいかで選ぶのが良いと思うよ。

タイラバの等速巻きを極めたいならノーマルギア。

SLJで手返し良く探りたいならハイギア。

どちらの釣りをメインにしたいかを考えて、ギア比を選んでね!

自重とバランス

  • リール単体の重さ
  • ロッドとの組み合わせによる持ち重り感
  • 長時間の操作における疲労度に影響

リールの自重(単体の重さ)は、長時間の釣行における疲労度に影響します。

また、リールをロッドにセットした際の「タックルバランス」も重要で、バランスが悪いと持ち重り感が強くなり、疲れやすくなります。

SLJでもタイラバでも、一日を通してキャストや巻き上げを繰り返すため、リールの自重はある程度軽い方が快適です。

可能であれば、購入を検討しているリールと、普段使用している、あるいは購入予定のロッドを組み合わせて、実際に手に取ってみて、バランスが良いと感じられるかを確認するのがおすすめです。

ただし、ある程度の剛性や糸巻き量を備えているリールは、どうしても自重が重くなる傾向があります。

どこまで軽さを求めるかは、個人の好みや体力、そして他の性能との兼ね合いになります。

アングラーズアドバイス

リールが重いと、一日中巻いてると結構疲れるんだよね…

特に体力に自信がない人や、女性なんかは、リールの重さもチェックしておくと良いよ。

竿とリールのバランスが良ければ、実際の重さ以上に軽く感じることもあるんだ。

お店で触れるなら、絶対に竿とリールをセットして持ってみてね!

スピニングリールで兼用する場合

  • SLJとタイラバ、どちらにも比較的汎用性が高い
  • キャスティングでの広範囲攻略
  • トラブルが少なく初心者向け

SLJとタイラバをスピニングリールで兼用する場合、3000番から4000番クラスのリールが一般的です。

スピニングリールは、キャスト性能に優れているため、広範囲を探る釣りや、ナブラ打ちといった、キャスティングが有効なシチュエーションで活躍します。

また、ベイトリールに比べてバックラッシュなどのトラブルが少なく、初心者さんでも扱いやすいというメリットがあります。

SLJとタイラバ、どちらもキャスティングで探る釣り方が有効な場面があり、一本のスピニングリールで両方の釣りに対応できる汎用性の高さが魅力です。

兼用可能な番手(3000〜4000番)

  • PEライン 0.8号〜1.5号程度が150m以上巻ける
  • SLJ・タイラバでよく使われるジグ・タイラバウェイトに対応
  • 狙う水深やターゲットに合わせて選択

SLJとタイラバをスピニングリールで兼用する場合、3000番から4000番クラスのリールが適しています。

これらの番手であれば、SLJやタイラバでよく使用するPEライン(0.8号〜1.5号程度)を、狙う水深やターゲット、そして不意の大物によるライン放出にも対応できる十分な量(150m〜200m程度)巻ける糸巻き量を持っています。

3000番クラスはより軽量で繊細な釣りに、4000番クラスは糸巻き量やパワーに余裕があり、不意の大物や少し深めの水深にも対応しやすい傾向があります。

ご自身の主な釣行エリアや狙う魚種、そしてメインでやりたい釣り方を考慮して番手を選択しましょう。

アングラーズアドバイス

SLJとタイラバ両方やるなら、スピニングは3000番か4000番を選んでおけばまず間違いはないかな。

PE1号を200メートル巻きたいなら、4000番を選んでおくと安心だね。

どっちの番手を選ぶかは、自分がどのくらいの水深まで行きたいか、どんな魚を狙いたいかで決めると良いよ!

メリット・デメリット

  • メリット:汎用性が高い、キャスティングがしやすい、トラブルが少ない
  • デメリット:ベイトに比べてバーチカル操作やタナ把握が難しい、巻き感度が劣る場合も

スピニングリールでSLJとタイラバを兼用するメリットは、まずその「汎用性の高さ」です。

一本のリールで両方の釣りに対応でき、さらにキャスティングがしやすいため、広範囲を探る釣りやナブラ打ちといった、キャスティングが有効なSLJやタイラバのシチュエーションで活躍します。

また、バックラッシュなどのトラブルが少なく、初心者さんでも安心して使用できる点も大きなメリットです。

デメリットとしては、ベイトリールと比較すると、船の真下を狙うバーチカルな釣りでのジグやタイラバのフォールコントロールや、正確なタナ(水深)の把握が難しい点が挙げられます。

また、リールの構造上、ベイトリールと比較すると巻き感度が劣る場合もあり、水中の情報や微細なバイトを感じ取りにくいこともあります。

アングラーズアドバイス

スピニングで両方やるなら、キャストして広範囲を探る釣り方が好きな人に向いてるかな。

とにかくトラブルが少ないから、最初はスピニングでSLJとタイラバ両方試してみるのも良いステップだと思うよ!

ただ、ベイトリールみたいに正確な水深を狙うのは難しいから、そこは「だいたいこのくらいかな?」って感じでやる必要があるね。

選ぶ際のポイント

  • SW(ソルトウォーター)対応か
  • 糸巻き量(PEライン)
  • ギア比(HG/XG)
  • ドラグ性能(スムーズさ、安定性)
  • リール自重とロッドバランス

SLJとタイラバをスピニングリールで兼用する場合、まず「SW(ソルトウォーター)対応」であるかどうかを必ず確認しましょう。

海水での使用に耐えうる防錆・防水性能は必須です。

次に、使用するPEラインの号数と、必要な巻き量に対応できる「糸巻き量」があるか。

そして、SLJのハイギア、タイラバの等速巻き、どちらにも対応しやすい「ギア比」。

一般的には、手返し良く探れるハイギア(HG)やエクストラハイギア(XG)が汎用性が高いですが、タイラバの等速巻きを重視するならノーマルギアも選択肢に入ります。

魚とのやり取りにおいて重要な「ドラグ性能(スムーズさ、安定性)」も確認しましょう。

最後に、ロッドと組み合わせた際の「リール自重とロッドバランス」も重要です。

これらの要素を総合的に考慮して、価格とのバランスが良いモデルを選ぶのがポイントです。

アングラーズアドバイス

スピニングで兼用リールを選ぶなら、「SW対応」と「糸巻き量」は絶対にチェックしてね!

あと、タイラバもやるなら、ドラグがスムーズかどうかも大事だよ。

お店でリールを回してみたり、ドラグを触ってみたりして、感触を確かめてみるのがおすすめ!

価格と性能のバランスが良い、コスパの良いリールを見つけてね!

ベイトリールで兼用する場合

  • バーチカル操作やタナ攻略に強み
  • 巻き感度やフォール中のバイト感知
  • 正確な底取り

SLJとタイラバをベイトリールで兼用する場合、100番から200番クラスのリールが一般的です。

ベイトリールは、船の真下を狙うバーチカルな釣りでのジグやタイラバのフォールコントロール、そして正確なタナ(水深)の把握に優れています。

また、リールの構造上、スピニングリールと比較すると巻き感度が高く、水中の情報やフォール中の微細なバイトを感じ取りやすいというメリットもあります。

クラッチ操作一つで素早く底が取れるため、手返しが早く、根掛かりを軽減することにも繋がります。

SLJでもタイラバでも、バーチカルな釣りや正確なタナ攻略が有効な場面が多く、ベイトリールが強みを発揮します。

兼用可能な番手(100〜200番クラス)

  • PEライン 0.8号〜1.5号程度が150m以上巻ける
  • SLJ・タイラバでよく使われるジグ・タイラバウェイトに対応
  • リール自重や剛性も考慮

SLJとタイラバをベイトリールで兼用する場合、100番から200番クラスのリールが適しています。

これらの番手であれば、SLJやタイラバでよく使用するPEライン(0.8号〜1.5号程度)を、必要な量(150m〜200m程度)巻ける糸巻き量を持っています。

100番クラスはより軽量でコンパクト、200番クラスは糸巻き量やパワーに余裕がある傾向があります。

ご自身の主な釣行エリアや狙う魚種、そして使用するジグ・タイラバウェイトを考慮して番手を選択しましょう。

また、ベイトリールは剛性も重要になるため、使用されている素材や構造なども確認しておきたいポイントです。

アングラーズアドバイス

ベイトでSLJとタイラバ両方やるなら、100番か150番、あるいは200番を選んでおけば大丈夫!

PE1号を200メートルくらい巻きたいなら、150番か200番を選んでおくと安心だね。

ベイトリールはスピニングよりちょっと慣れが必要だけど、バーチカルでの釣りはすごくやりやすいから、挑戦する価値ありだよ!

メリット・デメリット

  • メリット:バーチカル操作、タナ攻略、フォール感知、手返しが良い、巻き感度が高い
  • デメリット:バックラッシュのリスク、キャスティング性能がスピニングに劣る、操作に慣れが必要

ベイトリールでSLJとタイラバを兼用するメリットは、まず「バーチカルな釣りでの操作性」に優れている点です。

正確な底取りや、狙いのタナに正確にジグやタイラバを送り込めるため、釣果に繋がりやすくなります。

また、フォール中のバイトを感知しやすいことや、手返し良く探れる点も大きなメリットです。

リールの構造上、巻き感度が高く、水中の情報が手元に伝わりやすいのもベイトリールの特徴です。

デメリットとしては、ベイトリール特有の「バックラッシュ」のリスクがあること。

特に軽量なSLJジグのキャスティング性能は、スピニングリールに劣る傾向があります。

また、キャストやサミングといったベイトリールならではの操作を習得する必要があり、初心者さんがいきなり使いこなすには練習が必要です。

アングラーズアドバイス

ベイトで両方やるなら、タナを正確に攻めたい人とか、フォールで食わせるのが好きな人におすすめかな。

ICカウンターが付いてると、水深が分かるから釣りがもっと分かりやすくなるよ!

バックラッシュだけはちょっと注意が必要だけど、慣れるとスピニングとは違う面白さがあるんだ。

「ベイトタックルで釣りをしてみたい!」っていう人には、ぜひ挑戦してほしいな!

選ぶ際のポイント(カウンター機能含む)

  • SW(ソルトウォーター)対応か
  • 糸巻き量(PEライン)
  • ギア比
  • ドラグ性能
  • ICカウンターの有無
  • リール自重とロッドバランス

SLJとタイラバをベイトリールで兼用する場合、まず「SW(ソルトウォーター)対応」であるかどうかを必ず確認しましょう。

次に、使用するPEラインの号数と、必要な巻き量に対応できる「糸巻き量」があるか。

タイラバの等速巻き重視ならノーマルギア、SLJの手返し重視ならハイギアといった「ギア比」の選択も重要です。

魚とのやり取りにおいて重要な「ドラグ性能(スムーズさ、安定性)」も確認しましょう。

ベイトリールの場合、ICカウンターが付いていると、正確な水深や巻き上げ量が分かるため、タイラバのタナ攻略や、SLJのバーチカルな釣りで非常に役立ちます。

ICカウンターの有無は、価格やモデルによって異なるため、ご自身の予算や釣りのスタイルに合わせて検討しましょう。

最後に、ロッドと組み合わせた際の「リール自重とロッドバランス」も重要です。

アングラーズアドバイス

ベイトで兼用リールを選ぶなら、「SW対応」と「糸巻き量」は絶対チェック!

あと、ICカウンターが付いてると、釣りがすごく分かりやすくなるからおすすめだよ。

ギア比は、どっちの釣りをメインにしたいかで選んでね。

お店で竿とリールをセットして持ってみて、バランスが良いかどうかも確認してみてね!

兼用リールを選ぶ際の共通の注意点

  • 専用リールほどの最適化はされていない
  • どちらの釣りをメインにするか、優先順位を決める
  • 想定されるターゲットサイズに対応できるか

SLJとタイラバを兼用できるリールは便利ですが、それぞれの釣りに特化した専用リールほどの最適化はされていないことを理解しておく必要があります。

例えば、タイラバ専用リールのような究極の等速巻き性能や、SLJ専用リールのような高感度や軽量性は、兼用リールでは完璧に両立することは難しい場合があります。

そのため、兼用リールを選ぶ際は、「どちらの釣りをメインにしたいか」や「どちらの釣りのスタイルを重視したいか」といった優先順位を決めることが重要です。

タイラバをメインでたまにSLJ、SLJをメインでたまにタイラバ、といった具合です。

また、兼用するリールが、SLJとタイラバで想定される「ターゲットサイズ」にしっかりと対応できるパワーやドラグ性能を備えているかどうかも確認しましょう。

万が一、想定外の大物がヒットした場合でも、対応できるポテンシャルがあるかどうかが重要です。

アングラーズアドバイス

兼用リールは便利だけど、「万能選手」だけど「それぞれの専門家」にはちょっとだけ及ばない、みたいなイメージかな。

だから、どっちの釣りをメインでやりたいか、あるいはどんな魚を釣りたいかをハッキリさせておくと、リールを選びやすくなるよ。

まずは兼用リールで両方試してみて、もっとその釣りを極めたい!って思ったら、専用リールを検討するのも良いと思うね!

メインとする釣り方

  • バーチカルメインならベイト、キャスティングメインならスピニング
  • タイラバの等速巻き重視ならノーマルギア(特にベイト)
  • SLJの操作性重視ならハイギア

SLJとタイラバを兼用する場合、ご自身がどちらの釣りをメインにしたいか、あるいはどのような釣り方をしたいかによって、選ぶべきリールのタイプやギア比が変わってきます。

船の真下を狙うバーチカルな釣りをメインにするなら、フォールコントロールやタナ攻略に優れるベイトリールが強みを発揮します。

広範囲をキャスティングで探る釣り方をメインにするなら、スピニングリールが適しています。

また、タイラバの等速巻きを最も重視するなら、ノーマルギアのベイトリールが巻きやすいと感じるかもしれません。

SLJで手返し良く、素早い操作でジグを動かしたいなら、ハイギアのリールが向いています。

ご自身の釣りのスタイルを具体的にイメージして、それに合ったリールを選びましょう。

アングラーズアドバイス

「俺はタイラバの等速巻きを極めたいんだ!」とか、「私はSLJでガンガンしゃくりたいの!」とか、自分のやりたい釣りをハッキリさせると、リールが選びやすくなるよ。

もし両方同じくらいやりたいなら、中間的な性能のリールを選ぶか、それぞれの釣りに少しずつ寄せたリールを選ぶことになるね。

自分が一番楽しめる釣り方を考えて選んでね!

想定されるターゲット

  • 狙う魚種やサイズによって必要なパワーが変わる
  • リールのドラグ性能や剛性で判断
  • 不意の大物も視野に入れるか

SLJとタイラバで想定されるターゲットも、兼用リールを選ぶ上で重要な要素です。

狙う魚種やサイズによって、リールに求められるパワーやドラグ性能が変わってきます。

例えば、主にカサゴやイサキといった小型〜中型魚を狙うのであれば、それほど高いドラグ性能や剛性は必要ないかもしれません。

しかし、マダイの良型や不意の青物といった大型魚も視野に入れるのであれば、魚の引きに耐えうるしっかりとしたドラグ性能と剛性を備えたリールを選ぶ必要があります。

リールのカタログスペックに記載されている最大ドラグ力や、使用されている素材、構造などを参考に、想定されるターゲットに対応できるポテンシャルがあるかを確認しましょう。

アングラーズアドバイス

「このリールで、〇〇くらいの魚までなら安心して釣れるかな?」っていうのを考えて選ぶと良いよ。

もし行く場所にデカい魚がよく回ってくるなら、ちょっとパワーに余裕があるリールを選んでおくと安心だね。

もちろん、最後は腕だけど、道具も大事な相棒だからね!

予算とのバランス

  • 無理のない範囲で予算を設定
  • 価格帯によって性能に差がある
  • 価格と性能、そして兼用できるメリットを考慮

SLJ・タイラバ兼用リールを選ぶ際、予算は重要な考慮点です。

両方の釣りに対応できる性能を求めると、ある程度の価格帯のリールになる傾向があります。

ご自身の無理のない範囲で予算を設定し、その予算の中で、先述した兼用リールに求められる要素をどれだけ満たしているか、価格と性能のバランスが良いモデルを探しましょう。

価格が上がれば、一般的に性能(巻き心地、ドラグ、剛性、耐久性など)も向上しますが、どこまで性能を求めるか、そして両方の釣りに兼用できるというメリットにどれだけ価値を見出すかが、予算と性能のバランスを考える上で重要になります。

安価なエントリーモデルでも兼用可能なものもありますが、快適さや釣果、そして不意の大物への対応力といった点では、上位機種に劣ることを理解しておきましょう。

アングラーズアドバイス

「どこまでお金をかけるか…」これは釣り人の永遠の悩みだよね(笑)。

兼用リールの場合、二つの釣りの道具を買うよりは安く済む、っていうのが一番のメリットだから、そのお得感をどこまで重視するかだね。

予算の中で、一番自分が「これなら両方楽しめそう!」って思えるリールを選ぶのが、一番のコスパだと思うよ!

ロッドとの組み合わせの重要性

  • リールとロッドのタイプを合わせる(スピニング/ベイト)
  • タックル全体のバランス(自重、持ち重り感)
  • ロッドのパワーとリールのパワーの適合性

兼用リールを使用する場合、組み合わせるロッドとの相性も非常に重要です。

まず、リールとロッドのタイプ(スピニングまたはベイト)を合わせる必要があります。

スピニングリールはスピニングロッドに、ベイトリールはベイトロッドに装着して使用します。

次に、リールとロッドを組み合わせた際の「タックル全体のバランス」が重要です。

リールの自重とロッドの自重のバランスが取れていると、持ち重り感が少なく、長時間の操作も快適に行えます。

最後に、ロッドのパワー(適合ジグウェイト/タイラバウェイト)とリールが持つパワー(巻き上げ力、ドラグ性能)が適合しているかどうかも考慮しましょう。

ロッドとリールのパワーバランスが取れていることで、タックル全体の性能を最大限に引き出し、魚とのやり取りをスムーズに行うことができます。

アングラーズアドバイス

リールと竿は「夫婦」みたいなものだから、相性が大事!

特に兼用タックルだと、どちらかの釣りに寄せた性能になってることも多いから、組み合わせる竿で、もう片方の釣りをどこまでカバーできるか、っていうのを考えるのも面白いね。

お店で竿とリールをセットして持ってみて、バランスが良いかどうかを確かめるのは、絶対にやった方が良いよ!

slj タイラバ 兼用 リールおすすめ5選

ダイワライトゲーム RX IC(150)

  • ダイワのICカウンター付きライトゲーム用ベイトリール
  • 正確な水深表示でタナ攻略に有効
  • バーチカルなSLJやタイラバ入門に最適
  • 安価ながらICカウンター搭載

ダイワのライトゲーム RX ICシリーズは、正確な水深が表示されるICカウンターを搭載した、ライトオフショアゲーム向けのベイトリールです。

このライトゲーム RX IC(150)は、SLJやタイラバのバーチカル(船の真下を狙う)な釣りに適した150番サイズ。

ICカウンターにより、魚がいる正確なタナ(水深)を把握し、効率よく攻めることができます。

本来は幅広いライトゲームに対応するモデルですが、その機能性はSLJとタイラバの両方で活かせます。

安価ながらICカウンターを搭載しており、コストパフォーマンスに優れています。

まずは手軽にICカウンター付きのベイトリールで、SLJとタイラバのバーチカルな釣りを試してみたい初心者さんにおすすめの一台です。

アングラーズアドバイス

ライトゲーム RX ICは、なんといっても「カウンター付きなのに手頃な値段!」が魅力だね。

水深が正確に分かるから、タイラバのタナ攻略はもちろん、SLJで魚探に映った魚の群れを狙う時にもすごく役立つよ。

ベイトでSLJとタイラバ両方やってみたいけど、高価なリールはちょっと…って人には、ピッタリの一台だと思う!

ダイワ25紅牙 RX IC(150P)

  • ダイワのタイラバ用ICカウンター付きベイトリール
  • タイラバに求められる基本性能とICカウンター
  • 正確な水深・巻き上げ量表示
  • タイラバメインで、SLJバーチカルにも流用可能

ダイワの紅牙 RX ICシリーズは、タイラバゲームに特化したICカウンター付きベイトリールです。

この25紅牙 RX IC(150P)は、タイラバに求められる滑らかな巻き心地やドラグ性能を備えつつ、正確な水深や巻き上げ量がデジタル表示されるICカウンターを搭載しています。

150番サイズで、P(パワーギア)仕様なので、巻き上げ力に優れています。

本来はタイラバ用ですが、その正確な情報表示機能と、バーチカルな釣りでの使いやすさから、SLJのバーチカルゲームにも十分流用可能です。

タイラバをメインで楽しみたいけれど、SLJのバーチカルな釣りも試してみたいというアングラーにおすすめの一台です。

アングラーズアドバイス

紅牙は、タイラバやる人には定番中の定番だね!

このRX ICは、カウンターも付いてて、タイラバの基本性能もしっかりしてるから、タイラバをメインでやるなら間違いなし!

SLJのバーチカルゲームでも、カウンターがすごく役に立つから、両方楽しみたい人にもおすすめだよ。

特に、ベイトでタイラバもSLJもやりたい人には、良い選択肢だと思う!

シマノ21バルケッタ(150HG RIGHT)

  • シマノのカウンター付きライトオフショア用ベイトリール
  • 正確な水深表示
  • HAGANEボディで剛性も兼備
  • SLJ、タイラバ、タチウオなど多様な釣りに対応

シマノのバルケッタシリーズは、正確な水深が分かるデジタルカウンターを搭載した、ライトオフショアゲーム向けのベイトリールです。

この21バルケッタ(150HG RIGHT)は、SLJやタイラバに適した150番サイズで、HG(ハイギア)、右ハンドル仕様。

カウンター機能により、水深や巻き上げ量を正確に把握でき、タイラバのタナ攻略や、SLJのバーチカルな釣りで威力を発揮します。

また、HAGANEボディを採用しており、価格帯以上の剛性も備えているため、不意の大物とのファイトでも安心感があります。

SLJやタイラバだけでなく、タチウオやライトジギングなど、多様なライトオフショアゲームに対応できる汎用性の高さも魅力。

まずはカウンター付きのベイトリールで、様々なオフショアゲームを試してみたいアングラーにおすすめの一台です。

アングラーズアドバイス

バルケッタは、カウンター付きベイトリールとしては、結構定番のモデルだね!

水深が分かるから、釣りが分かりやすくなるし、HAGANEボディでしっかりしてるから、魚が掛かっても安心だよ。

SLJでもタイラバでも使えるし、タチウオとか他のライトな釣りにも使えるから、一本持っておくとすごく便利!

カウンター付きのリールで色々な釣りをしたい人に、おすすめだよ!

テイルウォーク24セイレンス BM(100HG-DH/R)

  • テイルウォークのSWベイトリール
  • ICカウンター、フォールレバー、ダブルハンドル搭載
  • 正確な情報表示とフォールコントロール
  • 安価な価格で多機能を実現

テイルウォークのセイレンス BMシリーズは、ICカウンターとフォールレバー、そしてダブルハンドルを搭載した、ライトオフショアゲーム向けのベイトリールです。

この24セイレンス BM(100HG-DH/R)は、SLJやタイラバに適した100番サイズで、ハイギア、ダブルハンドル、右巻き仕様。

ICカウンターで水深・巻き上げ量を正確に把握でき、フォールレバーでジグやタイラバのフォールスピードを細かく調整できるため、SLJやタイラバのバーチカルゲームにおける操作性を高めます。

ダブルハンドルは巻き上げ時の安定感をもたらします。

これらの多機能ながらも、価格が比較的安価に抑えられており、コストパフォーマンスに優れています。

上位機種のような剛性や究極の巻き心地は期待できませんが、安価な価格で情報表示機能やフォールコントロールといった、ベイトSLJ・タイラバならではの釣り方を試してみたいアングラーにおすすめの一台です。

アングラーズアドバイス

セイレンス BMは、カウンターとフォールレバーが付いてて、機能満載なのに値段が手頃なのが良いね!

特にフォールレバーは、SLJでもタイラバでも、フォール中のバイトを狙うのにすごく役立つんだ。

ベイトでSLJとタイラバ両方やってみたいけど、まずは手軽に多機能リールを試したい!って人には、チェックしてほしい一台だよ!

アブガルシアREDMAX船(L)

  • アブガルシアの船小物・タイラバ入門用ベイトリール
  • デジタルラインカウンター搭載
  • 安価な価格帯
  • まずはカウンター付きのベイトリールを試したい場合に

アブガルシアのREDMAX船シリーズは、船からの小物釣りやタイラバ入門用として、安価な価格でデジタルラインカウンターを搭載したベイトリールです。

このREDMAX船(L)は、左ハンドル仕様で、デジタルカウンターで水深が表示されるため、タイラバのタナ攻略や、SLJのバーチカルな釣りで水深を把握するのに役立ちます。

価格が非常に手頃なので、まずはカウンター付きのベイトリールがどんなものか試してみたい、という初心者さんにとって、手にしやすい選択肢となります。

ただし、SLJやタイラバで想定される不意の大物に対するパワーや剛性、ドラグ性能といった点では、上位機種に劣る可能性があります。

あくまで入門用として、カウンター機能付きのベイトリールでSLJやタイラバのバーチカルな釣りを体験してみたいアングラーにおすすめです。

アングラーズアドバイス

REDMAX船は、なんといっても価格が安いのが魅力だね!

「まずはカウンター付きのベイトリールを試してみたい!」っていう初心者さんには、ピッタリのモデルだと思うよ。

タイラバ入門用だけど、SLJで水深を確認しながらバーチカルに攻めるのにも使えるね。

ただし、あんまり無理なファイトは禁物だよ!

安全第一で楽しもうね!

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