タチウオジギングにハマってきたあなた。
ロッド選びで、「フルソリッド」という言葉を目にすることが増えたのではないでしょうか。
タチウオジギングにフルソリッドロッドってどうなの? 何がそんなにすごいの?
この記事では、タチウオジギングの特性を踏まえつつ、フルソリッドロッドの構造と特徴、そしてタチウオジギングでフルソリッドロッドを使うメリット・デメリット、選び方、さらにおすすめモデルまで、初心者さんにも分かりやすく解説します。
フルソリッドロッドがあなたのタチウオジギングをどう変えるのか、その魅力に迫りましょう!
タチウオジギングとロッドの特性
- 独特の鋭いアタリと引き
- 歯が鋭く、バラしやすい
- アタリの感知と、違和感なく喰わせるロッド特性が重要
タチウオジギングは、タチウオをメタルジグで狙うオフショアゲームです。
タチウオは、その独特の「ガツガツッ!」という鋭いアタリや、時に予測不能な引きを見せる魅力的なターゲット。
しかし、同時に歯が非常に鋭く、魚が掛かった後のバラシが起こりやすい魚でもあります。
そのため、タチウオジギングにおいては、タチウオの繊細なアタリを感知するための「感度」、そしてタチウオがジグにアタックした際に、タチウオに違和感を与えずにジグを咥え込ませるための「喰い込みの良い柔軟なティップ(竿先)」、そして魚が掛かった後の「バラシにくさ」が、ロッドに求められる重要な特性となります。
アングラーズアドバイス
タチウオジギングは、アタリが独特だから面白いんだ!
でも、せっかく掛けたのに、バレちゃった…!っていうのが一番悔しいんだよね。
だから、タチウオジギングの竿を選ぶ上で、アタリを「感知」できて、魚に違和感なく「喰わせ」られて、そして「バラしにくい」っていうのが、本当に大事なポイントになるんだ!
アタリの繊細さ、喰い込み
- 手元に伝わるアタリだけでなく、竿先やラインの変化も重要
- タチウオに違和感を与えない柔軟なティップが必要
- 「喰い込み」の良さが釣果に直結
タチウオのアタリは、「ガツガツッ!」といった明確なものばかりではなく、「フワッ」とか「モタッ」といった、非常に繊細なものも多いです。
これらの小さなアタリを逃さず感知するためには、ロッドの感度、特にティップの感度が重要になります。
さらに、タチウオがジグにアタックした際に、タチウオに「硬いぞ?」といった違和感を与えてしまうと、すぐにジグを離してしまいます。
そのため、タチウオがジグを咥え込んだときに、ロッドのティップが自然に追従し、タチウオに違和感を与えない「喰い込みの良い柔軟性」が求められます。
この喰い込みの良さが、タチウオを完全にフックアップさせる上で非常に重要な要素となります。
アングラーズアドバイス
タチウオのアタリって、本当に色々あるんだよね!
「今の、もしかしてアタリ!?」っていう、かすかな変化を捉えるのが、タチウオジギングの面白いところ!
竿先が「フワッ」って入ったり、ラインが「スッ」ってなったり、そういう変化を見逃さないようにすることが大事だよ。
そして、タチウオに「パクッ」ってした時に、竿がスーッと追従してくれるのが、タチウオを釣る秘訣なんだ!
フルソリッドロッドの構造と特性
- ブランクス全体が素材で詰まった構造
- チューブラー(中空)構造との違い
- 負荷に応じてどこまでも粘り強く曲がる
- 折れにくい強度
フルソリッドロッドとは、ロッドの材料であるブランクス(竿本体)の中心まで、カーボンやグラスといった素材が詰まっている構造をしています。
これは、中心が空洞になっている一般的なロッド、いわゆる「チューブラー構造」とは異なります。
フルソリッド構造の最大の特徴は、負荷がかかった時に、ブランクス全体が非常に粘り強く、どこまでも追従するように曲がることです。
細身でありながら、想像以上の魚の引きを受け止めることができ、折れにくい強度も備えています。
まるで細身の柳のように、しなやかに曲がりながらも、魚に主導権を与えずにじわじわと寄せることができます。
アングラーズアドバイス
フルソリッドって、なんかこう「モチモチ」してるイメージかな!
竿全体がグーッと曲がって、魚の引きを全部受け止めてくれる感じなんだ。
チューブラーの竿が「パシッ」って張りが強いのに対して、フルソリッドは「グンニャリ」って曲がる感じ!
この粘り強さが、魚が掛かった時にすごく安心感があるんだよ!
チューブラーとの違い
- チューブラー:中空構造、シャープ、軽量、感度(手感度)
- フルソリッド:詰まった構造、粘り、強度、目感度
- それぞれの構造が異なる特性を生む
フルソリッドロッドとチューブラーロッドは、その構造の違いから、それぞれ異なる特性を持っています。
チューブラーロッドは、中空構造であるため、軽量性に優れ、張りが強くシャープな操作感、そして水中の振動が手元に伝わりやすい「手感度」が高い傾向があります。
一方、フルソリッドロッドは、ブランクス全体が詰まっているため、チューブラーと比較すると自重は重くなる傾向がありますが、その分、粘り強い曲がりと高い強度を備えています。
また、竿先が負荷に対して素直に曲がり込むため、竿先の変化を目で捉えやすい「目感度」に優れるという特性もあります。
どちらの構造が優れているというわけではなく、それぞれの釣りに求められる性能や、アングラーの好みによって適した構造が異なります。
アングラーズアドバイス
チューブラーは、なんかこう「しゃっきり!」って感じの竿かな。
軽くて、ジグを動かした時のレスポンスが良いんだ。
フルソリッドは、それに対して「粘っこい!」って感じ(笑)。
それぞれの構造が違うから、釣りをしてみた時のフィーリングも全然違うんだよ!
これも面白いポイントだね!
曲がり方と粘り
- 負荷に応じて竿全体がスムーズに曲がる
- 無理な力がかかっても折れにくい
- 魚の引きに追従し、バラシを軽減
フルソリッドロッドの最大の特徴は、その「曲がり方と粘り」にあります。
魚がヒットしたり、ジグに負荷がかかったりした際に、ロッドのティップからバットにかけて、負荷に応じて非常にスムーズに、そして粘り強く曲がり込みます。
無理な力がかかっても、ブランクス全体で負荷を分散するため、チューブラーロッドと比較すると折れにくい強度を備えています。
この粘り強い曲がりが、魚が掛かった際に、魚の急な突っ込みや首振りといった動きに柔軟に追従し、ラインテンションが一定に保たれやすいため、口切れなどによるバラシを軽減することに繋がります。
特にタチウオのようにバレやすい魚種を狙う際に、このフルソリッドならではの粘りは大きなメリットとなります。
アングラーズアドバイス
フルソリッドで魚が掛かると、「うわー!こんなに曲がるの!?」って最初はビックリするかもしれない(笑)。
でも、この曲がりがすごいんだ!
魚がどんなに暴れても、竿が「大丈夫だよ〜」って優しく引きを受け止めてくれる感じなんだ。
バレやすい魚を釣る時には、本当に頼りになるんだよ!
タチウオジギングにおけるフルソリッドロッドの特徴
- タチウオの繊細なアタリを弾かない柔軟性
- バラシを軽減する追従性と粘り
- 竿先の変化を目で捉えやすい目感度
- 不意の大物にも対応できる強度
フルソリッドロッドの特性は、タチウオジギングという釣りに非常にマッチする部分が多くあります。
まず、フルソリッドならではの「柔軟なティップ」は、タチウオの繊細なアタリを弾かずに、タチウオに違和感を与えずにジグを喰い込ませる上で非常に有効です。
また、魚が掛かった際のブランクス全体が追従する「粘り強い曲がり」は、タチウオの急な動きや首振りといった動きにも柔軟に対応し、バラシを大幅に軽減することに繋がります。
竿先が負荷に対して素直に曲がり込むため、竿先のわずかな変化を「目」で捉えやすい「目感度」に優れています。
これにより、手元に伝わりにくい小さなアタリも、竿先の動きを見て判断することができます。
そして、細身ながらもフルソリッド構造がもたらす高い強度により、不意に大型のタチウオや、ゲストとして青物などがヒットした場合にも、安心してやり取りできるポテンシャルを秘めています。
アングラーズアドバイス
フルソリッドの竿って、タチウオジギングのために生まれてきたんじゃないか?って思うくらい、タチウオに合う特性を持ってるんだ!
特に「喰い込み」と「バレにくさ」は、フルソリッドの独壇場かな。
タチウオのアタリが分かりやすいし、掛かったらもう「もらった!」って思えるくらいバレにくいんだよ。
タチウオジギングやるなら、一度はフルソリッドを試してみてほしいな!
タチウオジギングでフルソリッドロッドを使うメリット
- ショートバイトでも違和感なく喰わせられる
- 魚が掛かってからのバラシが激減
- 不意の大型タチウオやゲスト魚にも安心
- ナチュラルなジグアクションを演出しやすい
- 竿先の変化でアタリを取りやすい(目感度)
タチウオジギングでフルソリッドロッドを使うことには、多くのメリットがあります。
まず、フルソリッドならではの柔軟なティップが、タチウオの「ショートバイト」でも違和感なくジグを喰い込ませることを可能にします。
特に、魚の活性が低い時や、タチウオのアタリが小さい時に威力を発揮します。
魚が掛かった際のブランクス全体の粘り強い曲がりは、「バラシ」を大幅に軽減することに繋がります。
タチウオはバレやすい魚ですが、フルソリッドロッドであれば、魚の急な動きにも柔軟に追従し、口切れなどを防ぎます。
細身ながら高い強度を備えているため、不意に「大型タチウオ」や、ゲストとして青物などがヒットした場合にも、安心してやり取りできます。
また、ブランクスのしなやかさを活かして、ジグをあまり跳ねさせすぎず、潮馴染みの良い「ナチュラルなジグアクション」を演出しやすいという特性もあります。
そして、竿先の変化を目で捉えやすい「目感度の釣り」にも優れています。
手元に伝わりにくい小さなアタリも、竿先の動きを見て判断することができます。
アングラーズアドバイス
フルソリッドの竿を使うと、「あ、今の絶対アタリだ!」っていうのが分かりやすくなるし、何より「バレない!」っていう安心感がすごいんだ。
今までバラしてた魚が獲れるようになるから、釣果アップに直結するよ!
不意にデカいのが掛かっても、竿が頑張ってくれるから、焦らずにやり取りできるのも嬉しいポイントだね。
タチウオジギングやるなら、フルソリッドは本当に強い味方だよ!
タチウオジギングでフルソリッドロッドを使うデメリット・注意点
- チューブラーと比較して自重が重い傾向
- シャープな操作感や手感度が劣る場合も
- キャスティングには不向きなモデルが多い
フルソリッドロッドには多くのメリットがある一方、デメリットや注意点も存在します。
まず、チューブラーロッドと比較すると、「自重が重い」傾向があります。
ブランクス全体が詰まっているため、構造上、同じ長さや強度のチューブラーロッドよりも重くなることが多いです。
タチウオジギングは一日中ロッドを操作するため、この自重の差が疲労につながることもあります。
また、ブランクスが柔軟であるため、チューブラーロッドのような「シャープな操作感」や、水中の振動が手元にダイレクトに伝わる「手感度」は劣る場合があります。
ジグをキビキビと大きく動かすようなアクションには、不向きなこともあります。
フルソリッドロッドは、その特性上、キャスト性能にはあまり優れていないモデルが多いです。
遠投して広範囲を探る釣りには不向きと言えるでしょう。
アングラーズアドバイス
フルソリッドの竿って、ちょっと「もっさり」してる感じはあるかもしれないね。
チューブラーみたいに「パシッ!」って動く感じではないかな。
一日中しゃくってると、もしかしたらちょっと重く感じることもあるかもしれない。
でも、そのデメリットを補って余りあるくらいのメリットが、タチウオジギングにはあると思うよ!
タチウオジギング用フルソリッドロッドを選ぶポイント
タチウオジギングに最適なフルソリッドロッドを選ぶために、どんな点に注目すれば良いのでしょうか。
いくつかのポイントをご紹介します。
ロッドの調子(テーパー)
- タチウオの喰い込みを妨げない柔軟なティップ
- 竿全体がスムーズに曲がり込むテーパー
- スローテーパー寄りのモデルが多い
タチウオジギング用フルソリッドロッドを選ぶ上で最も重要なのが、「ロッドの調子(テーパー)」です。
タチウオの喰い込みを妨げない、非常に柔軟なティップを備えているかを確認しましょう。
また、魚が掛かった際に、ティップからバットにかけて、竿全体がスムーズに、そして粘り強く曲がり込むテーパーであることも重要です。
タチウオジギング用フルソリッドロッドは、このような特性を持たせるために、比較的スローテーパー寄りの設計になっているモデルが多い傾向があります。
可能であれば、実際にロッドのティップを指で曲げてみて、その柔らかさや追従性を確認しましょう。
アングラーズアドバイス
タチウオジギングの竿は、本当に竿先が命!
フルソリッドの竿を選ぶ時も、竿先が「フニャン」ってくらい柔らかくて、タチウオがジグを咥えた時にスーッと入ってくれるかを確認してね!
竿全体が綺麗に曲がるかどうかも大事だよ!
これがタチウオを釣る秘訣だから!
適合ジグウェイトとパワー
- タチウオジギングジグ(40g〜150g)に対応できるか
- ロッドに記載されている「適正ジグウェイト」を確認
- 魚を寄せられるパワーがあるか
タチウオジギング用フルソリッドロッドを選ぶ際、使用するタチウオジギングジグのウェイト(おおよそ40gから150g程度が中心)に対応した「適合ジグウェイト」と、それを示す「パワー」表記をしっかり確認しましょう。
あなたがタチウオジギングで主に使いたいと考えているジグのウェイトが、ロッドの適合ジグウェイトの範囲内に収まっているかを確認することが重要です。
また、タチウオを海底から寄せたり、ランディングに持ち込んだりするための「パワー」があるかどうかも確認しましょう。
細身のフルソリッドロッドでも、魚が掛かればブランクス全体で粘り強く魚を寄せるパワーを秘めています。
アングラーズアドバイス
タチウオジギングで使うジグの重さは、行く場所によって違うから、自分がよく行く場所で使うジグの重さを調べておこう!
それに合った「適正ジグウェイト」の竿を選ぶのが大事だよ。
フルソリッドの竿は、見た目以上にパワーがあるから安心してね!
長さと自重バランス
- 船上での取り回しやすさ、操作性、バラシにくさに関わる長さ
- 6ft〜7ft未満が一般的
- リールをセットした際の自重バランス
- 長時間の操作における疲労度
タチウオジギング用フルソリッドロッドの長さは、おおよそ6ftから7ft未満が一般的です。
短いロッドは操作性が高く、アタリがあった時に素早くアワセやすいメリットがあります。
長いロッドは、ロッド全体で魚の引きをいなすため、バレにくいと言われています。
フルソリッドロッドはチューブラーと比較すると自重が重い傾向があるため、リールをセットした際の「自重バランス」も重要です。
持ち重り感が少なく、長時間のキャストやジグ操作を快適に行えるかを確認しましょう。
アングラーズアドバイス
タチウオジギングの竿は、長すぎず短すぎず、自分が一番しゃくりやすい長さを選ぶのがポイントだよ。
フルソリッドの竿は、ちょっと重いかもしれないけど、竿とリールのバランスが良ければ、そこまで気にならないこともあるんだ。
お店で竿とリールをセットして持ってみて、バランスが良いかどうかも確認してみてね!
素材とガイド
- ブランクス素材:カーボンまたはグラス、あるいはコンポジット
- ガイド:PEライン使用に適したガイド、ガイドリング素材
- 海水での使用に耐えるか
タチウオジギング用フルソリッドロッドのブランクス素材は、カーボンが主流ですが、グラス素材や、カーボンとグラスを組み合わせたコンポジット素材が使用される場合もあります。
素材によって、ロッドの特性(感度、粘り、パワーなど)が変わってきます。
ガイドシステムも、タチウオジギングで使用するPEライン(0.8号〜1.5号程度が中心)に適合しており、PEラインでのライントラブルが少ない造りになっているかを確認しましょう。
ガイドリングに、PEラインとの摩擦が少ないSIC素材などが使われているか、ガイドの取り付けが丁寧かなども重要です。
海水での使用なので、ガイドやリールシートなどのパーツが海水に強い素材であるかどうかも確認しましょう。
アングラーズアドバイス
フルソリッドの竿でも、カーボン製とグラス製とか、色々な素材があるんだ。
素材によって、竿の曲がり方とか感度とかが変わってくるんだよ。
ガイドは、PEラインを使うなら大事なパーツ!
ガイドにPEラインが絡まりにくいか、しっかりチェックしてね!
フルソリッドロッドが特に向いているスタイル
- タチウオのショートバイトが多い時
- タチウオのバラシを何とかしたい時
- タチウオの「乗せ」の釣り
- 電動ジギング
- 目感度を活かした釣り
フルソリッドロッドは、タチウオジギングの中でも特に、以下のようなスタイルや状況で威力を発揮します。
タチウオの活性が低く、「ショートバイト」が多い時や、アタリが非常に小さい時に、フルソリッドの柔軟なティップが、タチウオに違和感を与えずにジグを喰い込ませることを可能にします。
タチウオの歯が鋭く、バラしやすい魚であるため、魚が掛かった際のバレを「何とか減らしたい」時に、フルソリッドの粘り強い曲がりがバラシ軽減に繋がります。
タチウオがジグをアタックした際に、ロッドが自然に追従し、タチウオに違和感を与えない「乗せ」の釣り、いわゆる「乗せ掛け」のスタイルに非常に適しています。
電動リールを使った電動ジギングにおいても、フルソリッドの粘り強いブランクスが、電動リールの一定速度での巻き上げをサポートし、魚の引きをいなす効果が期待できます。
そして、竿先の変化を目で捉える「目感度」を活かした釣りにも優れています。
アングラーズアドバイス
フルソリッドの竿は、タチウオの「喰い込み」と「バレにくさ」には、もう最強!
特にショートバイトが多い時とか、バラシに悩んでる人には、絶対におすすめだよ!
タチウオがジグを咥え込んだ時に、竿がスーッと追従してくれるのが、本当に気持ち良いんだ!
電動ジギングでも、フルソリッドは結構相性が良いんだよ!
ショートバイト多発時
- タチウオの活性が低い、アタリが小さい時
- 柔軟なティップが、タチウオに違和感を与えない
- 喰い込みの良さでフックアップ率向上
タチウオの活性が低く、アタリが非常に小さい、いわゆる「ショートバイト」が多発する状況は、タチウオジギングにおいて難しい状況の一つです。
このような時こそ、フルソリッドロッドが持つ柔軟なティップが威力を発揮します。
タチウオがジグにアタックした際に、ロッドのティップが自然に追従し、タチウオに「硬いぞ?」といった違和感を与えずに、ジグをしっかりと咥え込ませることを可能にします。
これにより、ショートバイトでもフックアップに持ち込める確率が向上し、釣果に繋がります。
タチウオのアタリが小さい時に、ロッドの柔軟性が釣果を左右すると言えるでしょう。
アングラーズアドバイス
「なんかアタリがあるんだけど、なかなか掛からないんだよな〜」って時、ありますよね!
そういう時こそ、フルソリッドの出番!
竿先が柔らかいから、タチウオがジグを「パクッ」ってした時に、違和感なく喰い込んでくれるんだ。
タチウオのアタリが小さい時に、この「喰い込み」の良さが本当に頼りになるんだよ!
バラシ対策
- タチウオは歯が鋭く、口周りが切れやすい
- ロッド全体の追従性が、魚の急な動きに対応
- ラインテンションが一定に保たれ、口切れを防ぐ
タチウオは歯が鋭く、ファイト中に口周りが切れてしまい、バラしやすい魚種です。
フルソリッドロッドが持つ、ブランクス全体が粘り強く追従する特性は、このタチウオのバラシ対策に非常に有効です。
魚が掛かった際に、タチウオの急な突っ込みや首振りといった動きにも柔軟に対応し、ラインテンションが極端に変化するのを抑えます。
ラインテンションが一定に保たれることで、魚の口周りへの負担が軽減され、口切れを防ぎ、バラシを大幅に減らすことに繋がります。
タチウオジギング専用ロッドの中でも、フルソリッドモデルはバラシにくさを重視するアングラーから高い評価を得ています。
アングラーズアドバイス
タチウオジギングで一番悔しいのは、やっぱり「バラしちゃった…!」って時だよね。
フルソリッドの竿を使うと、この「バラし」が本当に減るんだ!
竿が魚の引きに合わせてグーッと曲がってくれるから、魚がどんなに暴れても、バラしにくいんだよ。
「せっかく掛けたタチウオを、絶対に獲りたい!」って思うなら、フルソリッドは強い味方だよ!
乗せの釣り
- タチウオがジグにアタックした際に、違和感なく喰わせるスタイル
- 柔軟なティップが、タチウオに追従
- タチウオジギングにおける有効なアプローチ
タチウオジギングには、アングラーが積極的にジグを動かして魚にアピールする「掛け」の釣りや、タチウオがジグにアタックした際に、タチウオに違和感を与えずにジグを咥え込ませる「乗せ」の釣りといったスタイルがあります。
フルソリッドロッドは、その柔軟なティップが、タチウオがジグにアタックした際に自然に追従するため、「乗せ」の釣りに非常に適しています。
タチウオに「硬いぞ?」といった違和感を与えず、タチウオを完全にジグに食いつかせることを可能にします。
特に、タチウオの活性が低く、ジグを追いかけてくるけれどなかなか喰い込まないような状況で、「乗せ」の釣りは有効なアプローチとなります。
フルソリッドロッドは、この「乗せ」の釣りを極める上で、非常に強力な武器となります。
アングラーズアドバイス
タチウオジギングの「乗せ」の釣りって、なんか奥が深くて面白いんだ!
タチウオがジグにアタックした時に、竿がスーッと入って、魚がそのままジグを咥え込んじゃう感じ!
これが決まると、すごく気持ち良いんだよね。
フルソリッドの竿は、この「乗せ」の釣りをやるのにピッタリ!
電動ジギング
- 電動リールの一定速度での巻き上げをサポート
- 魚の引きに対するロッドの追従性
- 長時間のジギングでも疲れにくい
タチウオジギングは、水深があるエリアで行われることも多く、電動リールを使用するアングラーも増えています。
フルソリッドロッドは、電動リールを使った電動ジギングにおいても、その特性を活かすことができます。
電動リールで一定速度で巻き上げる際に、フルソリッドの粘り強いブランクスが、魚からのアタックや水中の変化に対して、ロッド全体が追従することで、バラシを軽減したり、アタリを捉えやすくしたりといった効果が期待できます。
また、電動リールの巻き上げをロッドがサポートすることで、アングラーの体力的な負担を軽減し、長時間のジギングでも疲れにくいというメリットもあります。
アングラーズアドバイス
電動ジギングでフルソリッドの竿を使うと、なんかこう「竿が魚の引きを全部受け止めてくれる」感じがするんだ!
電動リールが一定速度で巻いてくれるんだけど、魚が掛かった時に、竿がグーッと曲がって、魚の引きをいなしてくれるんだよね。
長時間のタチウオジギングでも、疲れにくいから助かるんだ!
フルソリッドロッドでの釣りのコツ
- ロッドのしなやかさを活かした操作
- 竿先の変化を目で捉える意識
- 魚が掛かったら、ロッド全体を使ったやり取り
タチウオジギングでフルソリッドロッドを使う場合、その特性を理解し、活かすことが釣果に繋がるコツです。
チューブラーロッドのようにジグを大きく跳ね上げるようなアクションよりも、ロッドのしなやかさを活かして、ジグをゆったりと、しかししっかりと動かすイメージで操作しましょう。
潮馴染みの良いナチュラルなアクションを演出しやすいのがフルソリッドの特徴です。
また、フルソリッドは「目感度」に優れているため、手元に伝わるアタリだけでなく、竿先のわずかな変化を「目」で捉えようと意識することが重要です。
そして、魚が掛かったら、無理にロッドを立てすぎたり、強引に巻き上げたりせず、ロッド全体を使った粘り強いやり取りを心がけましょう。
ロッドが魚の引きに合わせてスムーズに曲がり込むことで、バラシを軽減できます。
アングラーズアドバイス
フルソリッドの竿は、なんかこう「優しく」使うのが良いんだ。
ジグをあまり大きく動かさずに、ロッドのしなりでジグを動かすイメージかな。
タチウオのアタリは、竿先を見てると分かりやすいよ!
魚が掛かったら、慌てずに、竿全体で魚の引きを受け止めるイメージでやり取りしてね!
タチウオ ジギング ロッド フル ソリッドおすすめ5選
メジャークラフト23フルソリ ライトジギング(FSLJ-B64L)
- メジャークラフトのフルソリッドシリーズ
- ライトジギングモデル
- 価格を抑えつつフルソリッド特性を体験
- タチウオジギングの喰い込み・バラシ対策にも
メジャークラフトのフルソリシリーズは、ブランクス全体が詰まった「フルソリッド」構造に特化したロッドシリーズです。
この23フルソリ ライトジギング(FSLJ-B64L)は、ライトジギングのベイトタックル仕様で、Lパワー。
適合ジグウェイトMAX 120gまで対応しており、タチウオジギングジグの主要なウェイトをカバーできます。
フルソリッド構造ならではの、竿全体が粘り強く曲がり込む特性が特徴で、タチウオジギングで重要な喰い込みやバラシ軽減に効果が期待できます。
価格も比較的手頃であり、フルソリッドの特性をタチウオジギングで体験してみたい初心者さんにおすすめのモデルです。
アングラーズアドバイス
メジャークラフトのフルソリは、値段が手頃なのにフルソリッドの良さがしっかり出てる竿だね!
タチウオジギングでも、この喰い込みとバラシにくさは強い味方になるはずだよ。
まずは安くフルソリッドのタチウオジギングを始めてみたい!っていう人には、ピッタリの一本だと思う!
バレーヒル24ドラゴンスティックデライト(DSDC-63UL/FS)
- バレーヒルのタチウオジギング専用フルソリッドロッド
- タチウオの繊細なアタリと喰い込みを追求
- 超しなやかなULパワーのフルソリッド
- タチウオジギングに特化
バレーヒルのドラゴンスティックデライトシリーズは、タチウオジギングに特化した専用ロッドです。
このDSDC-63UL/FSは、ベイトタックル仕様で、6ft3inの長さ、超しなやかなUL(ウルトラライト)パワーのフルソリッドモデル。
タチウオの繊細なアタリを感知し、タチウオに違和感を与えずにジグを喰い込ませる「喰い込み」を極限まで追求しています。
タチウオジギングに特化した専用設計なので、タチウオジギングで重要な感度、喰い込み、バラシにくさといった性能が高次元でバランスされています。
タチウオジギングで最高のパフォーマンスを追求したいアングラーにおすすめの一本です。
アングラーズアドバイス
ドラゴンスティックデライトは、まさに「タチウオのため」に作られた竿だね!
竿先がめちゃくちゃ柔らかくて、タチウオのアタリがすごく分かりやすいんだ。
タチウオがジグを咥えた時に、竿先がスーッと入ってくれるのが、本当に気持ち良いんだよ!
タチウオジギングで、アタリを取って喰わせるのが好きな人には、絶対おすすめの一本だね!
テイルウォーク23L-JIGGYS SSD(C632/FSL)
- テイルウォークのライトジギングスタンダードモデル
- 価格と性能のバランスに優れる
- フルソリッド構造
- ライトジギング入門に最適、タチウオジギング代用にも
テイルウォークのL-JIGGYS SSDシリーズは、ライトジギングのスタンダードモデルとして、価格と性能のバランスに優れています。
この23L-JIGGYS SSD(C632/FSL)は、ベイトタックル仕様で、6ft3inの長さ、パワー2。
フルソリッド構造を採用しており、ライトジギングの幅広い状況に対応できます。
フルソリッドならではの粘り強い曲がりが特徴で、タチウオジギングで重要な喰い込みやバラシ軽減に効果が期待できます。
価格も比較的手頃であり、フルソリッドの特性をライトジギングで体験したい初心者さんや、タチウオジギングの代用ロッドとして検討したい場合におすすめのモデルです。
アングラーズアドバイス
L-JIGGYS SSDのフルソリッドは、ライトジギングの竿だけど、タチウオジギングにも結構使える万能さがあるね!
価格と性能のバランスが良いのが魅力だし、フルソリッドの喰い込みとバラシにくさは、タチウオジギングでも強い味方になるはずだよ。
ライトジギングもタチウオジギングも両方やってみたい人に、チェックしてほしい一本だね!
ガラパゴス23ジギングスティック(GJS-FSB63-1.5)
- ガラパゴスのジギングフルソリッドロッド
- ブランクス性能へのこだわり
- 粘り強く、魚を浮かせるパワー
- ライトジギングからジギングまで対応
ガラパゴスのジギングスティックシリーズは、フルソリッド構造による粘り強さを追求したジギングロッドです。
この23ジギングスティック(GJS-FSB63-1.5)は、ベイトタックル仕様で、6ft3inの長さ、パワー1.5。
適合ジグウェイトMAX 180gまで対応しており、ライトジギングから近海ジギングまで幅広く対応できます。
フルソリッド構造ならではの、粘り強く、魚を浮かせるパワーが特徴で、タチウオジギングで不意に大型魚がヒットした場合にも、安心してやり取りできます。
タチウオジギング専用設計ではないため、喰い込みといった点は専用竿に劣りますが、バラシにくさやパワーといった点で、タチウオジギングにも使えるポテンシャルを秘めています。
アングラーズアドバイス
ジギングスティックは、フルソリッドだから魚が掛かった時の粘りがすごいんだ!
ライトジギングはもちろん、ちょっと深い場所とか、デカい魚が回ってくるエリアのタチウオジギングにも使えるかもしれない。
「掛かったら絶対獲りたい!」っていう人には、このパワーと粘りが頼りになるはずだよ!
シマノ22オシアジガー フルベンド(B60-1)
- シマノのジギングロッドシリーズ
- フルソリッド構造による粘り強さ
- 魚の引きに追従し、バラシを軽減
- ライトジギングの乗せや、不意の大物対応に
シマノのオシアジガー フルベンドシリーズは、フルソリッド構造による粘り強さを追求したジギングロッドです。
この22オシアジガー フルベンド(B60-1)は、ベイトタックル仕様で、6ftの長さ、パワー1。
ライトジギングの範囲でも比較的ライトなジグや、魚の食い込みを重視する「乗せ」の釣りに適しています。
フルソリッド構造ならではの、竿全体がどこまでも粘り強く曲がり込む特性が特徴で、魚が掛かった際に、バラシを大幅に軽減し、魚の引きに追従しながらトルクフルに魚を寄せる力を秘めています。
タチウオジギングで、バラシを減らし、不意の大物にも粘りで対応したいアングラーにとって、「最高峰」クラスの一本と言えるでしょう。
アングラーズアドバイス
オシアジガー フルベンドは、魚が掛かった時の「グンニャリ」曲がりがたまらない竿だね!
この粘りが、せっかく掛けた魚をバラさない秘訣なんだ。
タチウオジギングでも、このバラシにくさはすごく強い味方になるはずだよ。
特に良いサイズのタチウオが掛かっても、安心してやり取りできるんだ!
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